絶食中の検査結果-面談(7)早いもので緊急手術から1年がたちました。悪性リンパ腫と病名が決まって他のガンに比べて入院が長くなると言われていたので多少覚悟はしていましたが、いくらお気楽な私でも寝ている事には飽きました。先月は腹痛がしばらく続きましたが、今月は先端技術のPET検査や苦痛最悪の小腸造影検査・CT・上部(胃)下部(大腸)内視鏡検査に胸部骨髄の血液を採取するMALK検査、その他フルコースの検査をしました。 本日18時からこれらの結果を評価して担当の先生から現状と今後の話がありました。 面談要旨 2003年11月18日 【治療の現状】 1)同種幹細胞移植 ミニ移植後210日目 2)腹痛・発熱(時々) 3)肺アスペルギウス症 【検査結果】 10月1日 下部消化管内視鏡:GVHD病変のみ軽度 10月16日 胸腹部CT:明らかな異常なし 10月27日 腹部エコー:上腸管膜動脈周囲リンパ節腫(最大2.4cm大多数) 10月31日 腹部MRI(MRCP):胆道へのリンパ腫の浸潤を否定できない 11月4日 PET(東病院)1.左上腹部の集積 2.左中咽頭の集積 3.骨髄へのとりこみ 11月6日 胸腹部CT:明らかな異常なし 11月10日 小腸造影:小腸粘膜の一部のヒダの消失 11月13日 上部内視鏡:肉眼的な問題なし 【病状説明】 小腸が広汎に傷害されたために、腸管の運動が悪く腹痛,下痢が起こるのではないかと考えられます。胆のう炎が軽度にあり、発熱腹痛を繰り返していると思われます。 今後の予定としてあと2週間ぐらいしたら栄養剤のエンシュア・リキッドから始めて、次におもゆになり、おかゆになり普通のご飯を食べれて退院になります。 |